新しいガジェットの情報は毎日のように流れてきて、気になるものを片っ端から調べていると、結局どれが自分に合っているのか分からなくなってしまうことがあります。僕がそういうときに使っているのが、ガジェットを「モバイル系」「スマートホーム系」「生産性系」「エンタメ系」の4タイプに分けて考える方法です。この記事では、それぞれのタイプで何を見ればいいのかと、実際に入力デバイスを見直してみて分かったことを紹介します。読み終える頃には、自分が今どのタイプのガジェットを優先して見るべきかが整理できているはずです。
なぜタイプ分けをすると迷わなくなるのか
「ガジェット おすすめ」で検索すると、スマホ周辺機器からスマート家電、PC周辺機器まで、性質のまったく違うものが一緒くたに出てきます。これを全部横並びで比較しようとすると、判断軸がぶれてしまい、結局「なんとなく人気そうなもの」を選んでしまいがちです。生活のどの場面に効くかでタイプを分けておくと、今の自分が改善したいのはどの場面なのかがはっきりし、比較すべき対象も自然と絞り込まれます。僕自身、以前はジャンルを気にせず気になったものから順に調べていたのですが、結果として似たような役割のガジェットを何個も買ってしまい、部屋の中で使わないまま眠っているものが増えていました。タイプという補助線を一本引くだけで、こうした無駄な重複を防ぎやすくなると感じています。
タイプ1: モバイル系(スマホ周辺機器・ウェアラブル)
外出先や移動中に使うことが前提のタイプです。ここで重視すべきは携帯性とバッテリー持ち、そして手持ちのスマホやOSとの相性だと感じています。機能の豊富さに惹かれて選んだ結果、重量やサイズがネックになって結局持ち歩かなくなった、という失敗はこのタイプでよく起こります。また、充電端子の規格が手持ちの機器と揃っていないと、外出先で充電手段を二重に持ち歩く羽目になるため、購入前に確認しておきたいポイントの一つです。
タイプ2: スマートホーム系(照明・家電の自動化)
導入した瞬間に劇的に変わるというより、毎日の細かい手間が少しずつ減っていくタイプです。見るべきポイントは、初期設定の手間と、対応する規格・アプリが手持ちの機器と揃っているかどうか。導入すること自体がゴールになってしまい、実際にどの操作を自動化したいのかを具体的に決めないまま買ってしまうと、宝の持ち腐れになりやすいと言われています。複数メーカーのデバイスを組み合わせる場合は、一つのアプリで完結するのか、それとも複数のアプリを行き来する必要があるのかも、日々の使い勝手を左右する部分だと感じています。
タイプ3: 生産性系(PC周辺機器・入力デバイス)
作業効率や姿勢の負担を改善する目的で選ぶタイプです。ここでの判断基準は、普段の作業フローに自然に組み込めるかどうかに尽きます。どれだけ高機能でも、手順が複雑で作業の合間に使いにくいと、結局元のやり方に戻ってしまいます。このタイプは効果が数値として見えにくい分、「使い始めてしばらく経ってから、以前のやり方には戻りたくないと感じるかどうか」を判断基準にするとよいと考えています。
タイプ4: エンタメ系(オーディオ・映像ガジェット)
移動時間を快適にしたいのか、自宅での集中作業に使いたいのかで、選ぶべき方向性がまったく変わってくるタイプです。既存の音響・映像環境との相性も見落としやすいポイントで、単体の性能だけを見て選ぶと、組み合わせたときにうまく馴染まないことがあります。このタイプは趣味性が強い分、スペックの数字よりも「自分が一番よく使うシーンで気持ちよく使えるか」を軸に選んだほうが、後悔が少ないように思います。
実体験、入力デバイスを見直してみて分かったこと
先日、生産性系のジャンルで、長年使っていたマウスを別の形式の入力デバイスに置き換えてみました。最初の数日は操作感に慣れず、正直「これは失敗だったかもしれない」と思う場面もありました。ところが1週間ほど使い続けるうちに、手首にかかる負担が減っている感覚が出てきて、気づけば元のマウスに戻そうという気持ちがなくなっていました。この手の感覚の変化はスペック表を眺めているだけでは分からず、実際に自分の作業に組み込んでみて初めて実感できるものだと改めて感じました。
タイプ分けをした上で意識したいこと
4タイプに分けたからといって、全部を一気に揃える必要はありません。むしろ今の生活で一番ストレスを感じている場面がどのタイプに当てはまるかを見極め、そこから手をつけるほうが失敗が少ないはずです。また、同じタイプの中で似たような役割の製品をすでに持っている場合は、買い足す前に「今持っているものの使い方を工夫すれば代替できないか」を一度考えてみるのもおすすめです。タイプをまたいで買い足しを重ねた結果、どれも中途半端にしか使いこなせていない、という状態は避けたいところです。
まとめ、4タイプで考えれば選ぶ対象が絞り込める
ガジェット選びで迷ってしまう一番の原因は、性質の違うものを同じ土俵で比較しようとしてしまうことだと僕は考えています。モバイル系・スマートホーム系・生産性系・エンタメ系という4タイプで一度整理し、今の自分がどの場面を改善したいのかを先に決めておけば、情報の海に振り回されずに、本当に必要なガジェットへたどり着きやすくなるはずです。次に何か気になるガジェットを見つけたときは、まずどのタイプに当てはまるのかを考えてみることをおすすめします。